CD・レコード

System of a Down / Mezmerize

「芸術は人々を目覚めさせるものだ。広告やメディア、 そして政府などに催眠からね」 サージ・タンキアン だそうです・・・。 システム・オブ・ア・ダウンの久しぶりの新譜。 今回も期待を裏切らない快作。 っていうか、ますますパワーアップしております。 …

Sigur Ros / Agaetis Byrjun

アイスランドのバンド、シガーロス。 透き通るほどの透明感。 限りなく美しい音楽が果てしなく続きます。 Sigur Ros / Agaetis Byrjun Intro Svefn g englar Staralfur Flugufrelsarinn Ny batteri Hjartad hamast Vidrar vel til loftarasa Olsen olsen Aga…

ナンバーガール / サッポロ OMOIDE IN MY HEAD 状態

2002年11月29日、札幌ペニーレインでの演奏を収録したナンバーガールの最終CD。 彼らの素晴らしさはその初期衝動を最期まで失わかった事にあるように思う。 それはこの音を聞けば十分理解できる。 そしてナンバーガールといえば、田淵ひさ子嬢である。 ギタ…

南佳孝 / SOUTH OF THE BORDER

この季節になると聴きたくなるアルバムです。 ジャケットは池田満寿夫。 参加ミュージシャンは細野晴臣、林立夫、鈴木茂、 高橋ユキヒロ、斉藤ノブ、大貫妙子、etc・・・。 作詞に来生えつ子、松任谷由美etc・・・。 皆さん素晴らしいの一言に尽きる仕事内容…

Mick Karn / Titles

私は楽器の中でも、ベースが一番好きだ。 なかでもフレットレスの音がたまらなく好きだ。 というと、ほとんどの人がニヤリとして、 「ジャコが好きなんだ♪」という。 もちろんジャコ・パストリアスは大好きだけど、やはりフレットレスとなるとミック・カーン…

david sylvian / blemish

2003年にリリースされたデヴィッド・シルヴィアンの4年ぶりのソロアルバム。 ジャパン以降のソロアルバムは何故か聴いた事が無かった。 ホルガー・シューカイやロバート・フリップと競演したりして、話題になった時も何故か聴かずじまい。 そんな中、偶然目…

Blind Melon

彼らの音っていつも土の匂いがして、気持いい。 手に掴んでも風が吹いたら、飛んでしまいそうな乾いた土。 南部の風が運んできた大地の匂いっていった方がしっくりくるか? といっても南部ロックじゃないけど・・・。 彼らの雰囲気が大好きで、次のアルバム…

坂本龍一 / B-2 UNIT

聴く度に新たな発見があり、何度か聴いた位では到底理解出来ない、万華鏡のような作品に今まで何枚か出会った。 YELLOW MAGIC ORCHESTRA / BGM YELLOW MAGIC ORCHESTRA / TECHNODELIC 五島良子 / PIERCED LOU REED / BERLIN 椎名林檎 / 加爾基 精液 栗ノ花 M…

Lou Reed / Berlin

このアルバムが発表されたのは、1973年の事。 デビッド・ボウイのプロデュースで作られた前作“トランスフォーマー”とは大きく異なり、感情の欠落を感じさせる。 この手の音はセルフ・プロデュースでほとんど一人で作ってしまわれる事が多い中、本作はプロデ…

Dwarves / Blood Guts & Pussy

1990年に発表されたアルバムみたいです。 SUBPOPからのリリースです。 もしかすると、カート・コーバンと友だちかもしれません。 何枚目になるのでしょうか? ジャケ買いだったので、詳しい事は分かりません。 内ジャケに演奏している男たちが写っています。…

Cymbals / Anthology

「かわいくっていじわるな感じのバンドをやろう。ただしパンク」というコンセプトをもとに97年にスタート。 とてもポップで洗練されたメロディ。 とっつき始めはそんな感じなんだけど、なかなかどうして。 ストーンズのゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウトや、キ…

Michael Franks / The Art Of Tea

ジャズサイドからロックへの接近といった感じでしょうか。 マイケル・フランクスの穏やかで優しい歌声をサポートするのは、クルセイダーズの面々(ギター:ラリー・カルトーン、キーボード:ジョー・サンプル、ベース:ウィルトン・フェルダー)にマイケル・…

Joy Division / Unknown Pleasures

Peter Savilleの手がけた恒星爆発時の電磁波形をモチーフとしたジャケットが印象的な、1979年発表のファーストアルバム。 イアン・カーティスの重く沈み込むヴォーカル、自らの内面を写し出したような歌詞が限りなく美しい。 後のニュー・オーダーの通ずる陰…

Rickie Lee Jones

リッキー・リー・ジョーンズ1979年のデビュー・アルバム。 うつむきがちに煙草をくわえたジャケットは、ノーマン・シーフが撮影したもの。 プロデューサーは名うてのレニー・ワロンカーとラス・タイトルマン。 参加ミュージシャンはスティーブ・ガッド、ジェ…

Echo & the Bunnymen / Heaven Up Here

研ぎ澄まされた美しいメロディ、ピンと張り詰めた空気感。 憂鬱でありながら急ぎ足なロックンロール。 エコー&ザ・バニーメンの世界観は、このジャケットのようにとても美しい。 ショウ・オブ・ストレングス 現実的に すごく幸福だとは言い難いもの けれど…

戸川純 / 玉姫様

1984年発表のソロアルバム第一弾。 当時赤いランドセルに黄色の帽子で、お茶の間をにぎわせていたけど、可愛かったなー。 元祖ふしぎちゃんのイメージがあるけど、曲調も超個性的。 パッヘルベルのカノンに歌詞をつけた“蛹化の女”や、女性の生理現象を歌った…

椎名林檎 / 加爾基 精液 栗ノ花

椎名林檎名義での三発目の作品。 加爾基 精液 栗ノ花 と書いて、 カルキ ザーメン クリノハナと呼ばせる・・・。 前二作に比べてバンド色が影を潜め、唯我独尊の世界に満たされている。 決して難解で前衛過ぎる事はない。 聴く度に新たな発見があり、何度か…

BILL EVANS & JIM HALL / UNDERCURRENT

水面直下を女性が漂ってるジャケットが印象的な作品。 ビル・エバンス(p)とジム・ホール(g)による演奏は、1962年に録音されたものです。 “アンダーカレント”とは、底流とか暗流といった意味で、それは表面に現れない感情や思いの動きであり、表面に現れ…

RIP RIG + PANIC / GOD

修学旅行の時は、ウォークマンと共にたくさんのカセットテープを、バックに詰め込んで出かけた。 当時、特に気に入っていたテープだけ選んだつもりだったけど、20本以上は持っていったように思う。 今でこそMP3プレイヤーのようなものが存在するので、出掛け…

Chick Corea / Return To Forever

この世には、例えようも無く美しいものがあります。 この妖しく美しいサウンドは、楽園そのもの。 その楽園から見た一羽のカモメ。 曲が終わった後、今耳にし、目に映ったのもは全て幻だったのか・・・ と思えてしまうような作品です。 Chick Corea / Return…

松任谷由実 / 昨晩お会いしましょう

「紅雀」辺りからだったろうか。 隣りの姉の部屋から、ユーミンの曲が流れるようになったのは・・・。 邦楽が聞こえてくるのは少なかったので、幼いながら意外な感じがした。 それから新しいアルバムが出る度にターンテーブルは回り、いつの間にか私もそれが…

SMASHING PUMPKINS / GISH

“名前はベジタブルだが、音の中身は100%ミート! 壮絶な音の火砕流と放出するクロス・オーバー・ロックの新鋭、シカゴから強力に初研見参” よく判らないコピーだったし、ジャケ買いだった訳ではない。 「まぁ、とりあえず聴いておくか」 そんな感じで聴いた一…

Chirs Rea / On the Beach

賑やかだった浜辺も本来の落ち着きを取り戻すこの季節、無性に聴きたくなるのが1986年に発表されたクリス・レアのオン・ザ・ビーチ。 洗練された音楽性に、ビターヴォイス。 抑制されたギターが曲に沁み入ります。 とても洒落た雰囲気だけど、同時に彼の無骨…

空気公団 / 融

1997年5月結成。 主なメンバーは石井敦子(オルガン、キーボード) 山崎ゆかり(ボーカル、作詞作曲) 戸川由幸(ギター、ベース)の3人。 カセットテープ、アナログ、CD、ビデオ、本などを作ったり、展示やったり、映像と音楽のイベントをやったり…

BONNIE PINK / Even So

彼女って年を重ねるごとに艶っぽくなってる気がする。 また今度のジャケットがいい。 このジャケットを手に取ったら、絶対買わなくちゃいけなくなるような瞳してます。 久しぶりにトーレ・ヨハンソンをプロデューサーに迎えた7thアルバム。 先行発売されたシ…

IRON MAIDEN / POWERSLAVE

高校の頃、クラスメイトに“王子”というあだ名の奴がいた。 雰囲気がハリーポッターの主人公みたいな感じで、いつも涼しそうな顔をしていたからだ。 そんな彼が実はメタル好きで、なんでも部屋の真ん中にフライングVが置いてあるらしいとの話を聞いた時は、ち…

JANIS JOPLIN / PEARL

夏期休暇を頂いた私までろんは、今回ジャニスの家へ遊びに行き、インタビューに成功しましたので、 今回はその模様を送りたいと思います。 までろん(以下M)「こんにちは、ジャニス。はじめまして!」 ジャニス(以下J)「ハーイ!私の事、パールって呼んで…

ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA / DISCOVERY

“世界最小にして最高のオーケストラ”と称されるE.L.Oが、大幅なエレクトロニクスの導入を行い、1979年に発表した1枚。 アルバムジャケットのコンセプトは「アラビアンナイト物語」。様々な表情を持った素晴らしい楽曲が次々と出てきて、聴く者を“眠らせない…

鈴木祥子 / Love,painful love

一人で作られたアルバム特有の密室性を感じさせる作品です。 歌詞もすごく内省的だし。 このアルバムとか特に感じる事だけど彼女の歌声を聴いていると、女性には男が絶対理解できない、生理的な感覚ってものがあるんだろうなぁ・・・ってつくづく思ってしま…

暗黒大陸じゃがたら / 南蛮渡来

レコード屋さんに行ってもすぐ手に入るような物じゃなかったし、友達も持っていなかった。当時は情報も少なかったし、ジャケットを雑誌で見かけた程度。 そんなある日、突然手に入る裏ビデオの如くカセットテープが手に入る。曲目も不明だし、幾度となくダビ…