2002-08-01から1ヶ月間の記事一覧

じごくのそうべえ

「とざいとうざい かるわざしのそうべえ、 いっせいいちだいのかるわざでござあい」と綱渡り中「おっとっとっと あーっ」と落ちて死んでしまったそうべえ。 地獄行きの“火の車”で山伏のふっかい、歯抜き師のしかい、医者のちくあんと一緒になります。 それか…

まりーちゃんとひつじ

まりーちゃんという女の子が飼っているぱたぽんという羊に話しかけます。 「ぱたぽん、おまえはいつかこどもを一ぴきうむでしょう。そしたらわたしたち、その毛をうって、すきなものがなんでもかえるわね、ぱたぽん」 まりーちゃんの想像は3匹生むかも、4匹…

ラチとらいおん

ラチは世界中で一番弱虫でした。犬も怖いし、 暗闇も苦手。 友達も怖いので、みんなはラチの事を馬鹿にして 遊んでくれませんでした。 だから一日中、絵本を見てばかりいました。 中でも「らいおん」の絵が大好きでした。 「僕もこんな風に強くなれたらなぁ…

おちゃのじかんにきたとら

あるところに、ソフィーという名前の、小さな女の子がいました。 ある日、ソフィーとお母さんが、台所でお茶の時間にしようとしていたら、突然玄関のベルが鳴りました。ドアを開けると、そこには、大きくて毛むくじゃらの、しま模様のとらがいたのです。 こ…

THE BEATLES / RUBBER SOUL

内省期を迎えたビートルズの転換期を示す作品。 新しい分岐点となったこの作品は、14曲のラブ・ソングが散りばめられていますが、醒めた感じの曲が目立ちます。 “ノルウェイの森”など、淡々としていて透明感溢れる曲ですが、「女の家に泊まった、朝、目覚め…

Eric B. & Rakim / Don't Sweat the Technique

1987年発表の「PAID IN FULL」から92年発表の本作「Don't Sweat the Technique」まで、4枚のアルバムを製作している彼らですが、クールなグルーヴ感を創り出しています。 パブリック・エナミー等と対照的で、彼らが赤く激しく燃え上がる炎とすれば、エリック…

LED ZEPPELIN / PHYSICAL GRAFFITI

スワン・ソング・レコードからの第一弾アルバムとして75年に発表された、通算6枚目のアルバム。 他の作品と比べると地味な作品ではありますが、 良い曲が揃っています。 私はボンゾが大好きなんですが、彼の素晴らしい演奏が聴けるアルバムで、今でも時々聴…

LITTLE FEAT / DIXIE CHICKEN

++ 70年代ロック史に残る名盤 ++ 彼らの音楽はなんて表現したらいいのだろう? 本作は黒人音楽性が強い、ファンキーな音楽だが、 普通とは違う、何かオリジナルなものである。 曲にしてもそうだし、アレンジだって、ジャケットにしたってそうだ。 それにロ…

CURTIS MAYFIELD / SUPERFLY

1972年発表のカーティス3枚目の作品にて、 ブラックシネマ「スーパー・フライ」のサントラ盤。 映画の内容が麻薬密売人の話であるからだろうか、 スリリングな緊張感が全編を通じて流れています。 個人的には“PUSHERMAN”が大好きです。 ベースラインが印象的…

U2 / WAR

U2初期の作品「WAR」 初めてU2を聴いたのが本作品だったような気がします。 内ジャケの写真がすごく寒そうで、確か“New Year's Day”のビデオクリップもそうじゃなかったかな。 “SUNDAY BLOODY SUNDAY”は北アイルランド紛争をテーマにしていた様な・・・。 私…

T.REX / ELECTRIC WARRIOR

グラム・ロックの代表選手“T・レックス” 1971年発表の作品「電気の武者」 この頃の“T・レックス”はすごくコマーシャルで キャッチーですごく分りやすい音だったと思います。 曲名もすごくキャッチーで“マンボ・サン” “ジープスター”“コズミック・ダン…

JOHN LENNON / PLASTIC ONO BAND

ビートルズ解散後のジョンの初のソロ・アルバムは 重く切実なメッセージを含み、彼の内面を綴った作品で、ビートルズ時代にはこのような音は聴かれませんでした。 ゆえに私も、このアルバムはとてもドライブしながら聴くような事は無く、もっぱら部屋で聴く…

OTIS REDDING / LIVE IN EUROPE

1962年から1967年の僅か5年少しの キャリアでしたが、オーティス・レディングが残した 素晴らしい作品は今も輝きを失う事がありません。 死の五ヶ月前にパリで録音されたこのライブ・アルバムも最高傑作の一枚です。 この時彼はまだ26歳。 あまり…

FREE / FIRE AND WATER

フリー、1970年発表のサードアルバム。 ヴィブラート・チョーキングで泣きのギターを聴かせるポール・コゾフ、ファンキーなベースラインをセンスで聴かせるアンディ・フレイザー、重く落ち込むビートを叩くサイモン・カーク、そしてふりしぼるような歌唱…

GRAND FUNK RAILROAD / LIVE ALBUM

嵐を呼ぶ暴走列車・・・・ 天を衝く花火・・・・ 愛と平和を求めて飛び続ける不死鳥 グランド・ファンク白熱のライブ・アルバム! ステージを我が物顔に動き回るハード・ロック野郎達 熱狂のコンサートをここに再現!! これは「Caught In The Act」のアナロ…

The La's

1990年発表の最初で最後の最高傑作。 当時、“マンチェスター・ブーム”だったんですが、 ラーズは確かリバプール出身じゃなかったかな? リー・メイヴァースが作り出すメロディーはとても美しく、“There she goes”はその極みだと思います。 英国バンドらし…

学研電子ブロックEX-150 復刻版

近くの本屋さんにいつも“大人の科学シリーズ”が 売ってあるんですが、いつもの様に本屋さんに 行くと・・・!! 復刻されるとは聞いていたんですが・・・ 子供の頃すごく欲しくて、 当時とても高くて、手が出なかったんです。 いやー、すごくほしいなーと思…

サディスティック・ミカ・バンド / 黒船

サディスティック・ミカ・バンド1974年発表の セカンドアルバム“黒船”。 プロデューサーのクリス・トーマスも いい仕事してます。 また、当時の皆さんもおしゃれです! 私自身は小原礼さんが大好きなんですが、 なかでも“塀までひとっとび”のベースとド…

BOZ SCAGGS / MIDDLE MAN

ボズ・スキャッグスの80年度、8枚目の作品。 現在も燻し銀の声を聴かせてくれる“素敵なおじ様” ですが、当時中学生だった私には、大人の世界でした。 この作品以降、次の作品へのインターバルが長くなり、ショービジネスから遠ざかるようになりますが、本…

KAORI MURAJI / CAVATINA

最新作のロドリーゴ作品集もいいですが、 今のような季節、昼間に聴くと、気分もからっとしていいのでは・・・。 現在はコンサートチケットもなかなか手に入らない 様子・・・。 クラシックギターをいろんな聞き手に広めていった彼女の功績はすごいと思う。

George Michael / Shoot The Dog

ジョージ・マイケルの最新シングル。 彼のオフィシャルサイトでプロモーションビデオを見つけて、最初は“おかしなアニメ”と思いながら見てましたが、その内容は穏やかな物ではないらしく、どんどん笑えなくなってきました・・・。 ソロになってから、次第に…

ハコのお箱 / 山崎ハコ

1995年発表の、初期のアコスティックな楽曲を中心に全曲新たに彼女が息を吹き込んだ作品集 時々、彼女の歌を聴きたくなる。 そのたびにすごい懐かしさに包まれ、目を閉じる。 行った事もない曲の世界なのに、なぜか風景が浮かんでくる・・・ 夢 夢が見えてい…