Mick Karn / Titles
私は楽器の中でも、ベースが一番好きだ。
なかでもフレットレスの音がたまらなく好きだ。
というと、ほとんどの人がニヤリとして、
「ジャコが好きなんだ♪」という。
もちろんジャコ・パストリアスは大好きだけど、やはりフレットレスとなるとミック・カーン、その人である。
ウォルのフレットレスから予測不可能なフレーズを生み出す、超ふしぎベーシスト。
ジャパン時代は眉毛が無かったし、ほとんど謎の人である。
まあ、確かに横でこんな変わった音を出されたら、やりにくいだろう。
ゲスト参加しても、ベースの音だけ小さくされていたり。
ジャパン時代の曲も、どう考えてもベースが真ん中に来て、その周りに他の楽器の音が装飾されているといった感じの曲が多い。
どんな音楽にもそっと溶け込むといった感じのベースではないのだ。
だけども相性が良ければ、キラリと光る。
中でもデヴィッド・シルヴィアンの声との相性は抜群だろう。
残念ながら、人間的な相性は最悪のようです(笑)。
死ぬまでにもう一度、一緒に演奏してもらいたいものです。
Mick Karn / Titles
Tribal Dawn
Lost Affections in a Room
Passion in Moisture
Weather the Windmill
Savior, Are You With Me?
Trust Me
Sensitive
Piper Blue