2006-01-01から1年間の記事一覧

Bill Evans / Waltz for Debby

恰もその場に居合わせているような奇跡の録音。 時は1961年の6月25日のニューヨークのビレッジ・ヴァンガード。 ビル・エヴァンスとスコット・ラファロ、ポール・モチアンのトリオによる演奏が、まるで会場を自由に飛び回る蝶のように感じます。 演奏の合間…

Sting / The Soul Cages

子供の頃から音楽を聴きながら眠ることが多い。 大概は2・3曲目で眠りについてしまうことが多いが、続きを聴きたくなって最後まで聴いたり、考え事をして何枚も聴いてしまうこともたまにあったりする。 このアルバムはそうした眠りの時に聴く事が多い一枚。 …

Jamiroquai / Emergency On Planet Earth

今から15年位前の事、ラジオを聴いていたらなんだか興奮気味に曲紹介をやっていた。 スティーヴィー・ワンダーにそっくり! でも歌っているのはまだ若い白人男性らしい! 今イギリスじゃスゴイ人気らしい! もうすぐ日本でもデビュー・アルバムが発売になる…

SUGAR BABE / SONGS

今まで何度となく形を変えて再発され、30年以上たった今でも変わる事のないエバー・グリーンな一枚。 もう何度も耳にしているのに1曲目の“SHOW”のイントロが流れた時点で、毎回なんだか素敵なことが始まるような気にしてくれるのです。 山下達郎のはちきれ…

Donald Fagen / The Nightfly

スティーリー・ダンの活動停止後、ドナルド・フェイゲンが1982年に発表した1stソロアルバムにして、名盤中の名盤。 ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーの2人が、1967年ニューヨークのバート・カレッジで出会うことでスティーリー・ダンの歴史が始ま…

Ben Watt / North Marine Drive

リヴァーブが聴いたギターに、ベン・ワットの歌声。 それはボザ・ノヴァ・ポップだったり、ジャジーな感じだったり、軽快なアコースティック・ナンバーだったり・・・。 やがてEverything but the girlのEdenへとつながっていく。 聴くたびに身体の中がきれ…

This Heat

一旦録音した即興演奏のテープを徹底的に分析、再構築し、さらに新たな即興を繰り返しながら組み立てるという、既存の音楽的価値観を崩壊させる超実験的サウンドで世界中に衝撃を与えた、79年発表のファースト・アルバム。 今回の再発によってちゃんと聴けた…

CHELSEA <スプリングスイーツミックス>

春のスイーツがチェルシーになって登場!ショコラオランジェ、イチゴのムース、ピーチのブランマンジェ、春をイメージしたオシャレな3つのスイーツを上質な味わいに仕上げました。 以上、チェルシーのサイトより抜粋。 おいしいです。 チェルシーの濃厚さは…

安藤裕子 / Merry Andrew

先月リリースされたセカンド・アルバム。 曲ごとにいろんな人の顔が浮かんだが、 全体的な印象はリッキー・リー・ジョーンズ 。 その独自の世界観がなんだか重なって思えた。 そして彼女をサポートするのは、カーネーションの矢部浩志、大田譲、鈴木正人(LI…

川本真琴 / gobbledygook

2001年に発表されたセカンドアルバムにて、現在一番新しいアルバム・・・だったと思う。 それにしてもマイペースな人です。 デビューアルバムは岡村靖幸がプロデュースしたり、アニメの主題歌になったりと話題が多かったけど、個人的にはこちらが好きです。 …