松任谷由実 / 昨晩お会いしましょう
「紅雀」辺りからだったろうか。
隣りの姉の部屋から、ユーミンの曲が流れるようになったのは・・・。
邦楽が聞こえてくるのは少なかったので、幼いながら意外な感じがした。
それから新しいアルバムが出る度にターンテーブルは回り、いつの間にか私もそれが楽しみになっていた。
それは「NO SIDE」位まで続いていっただろうか。
1981年に発表された「昨晩お会いしましょう」は、
ヒプノシスが手掛けたジャケットとタイトル名が印象的。
個人的に晩秋辺りになると必ず聴きたくなる作品で、
街の変化以上に季節を感じてしまう。
なんとなく彼女の作品の中で一番好きなアルバムです。
この頃のユーミンはトレンドセッターだったと思うし、それを本人も意識していただろう。
彼女の曲や詩は常に時代と背中合わせにしながら、出来ていた様に思うけど、今は時代の流れに左右されない独自の世界を創って欲しい。
昨晩お会いしましょう
タワー・サイド・メモリー
街角のペシミスト
ビュッフェにて
夕闇をひとり
守ってあげたい
カンナ8号線
手のひらの東京タワー
グレイス・スリックの肖像
グループ
A HAPPY NEW YEAR