Eric B. & Rakim / Don't Sweat the Technique

1987年発表の「PAID IN FULL」から92年発表の本作「Don't Sweat the Technique」まで、4枚のアルバムを製作している彼らですが、クールなグルーヴ感を創り出しています。

パブリック・エナミー等と対照的で、彼らが赤く激しく燃え上がる炎とすれば、エリックB&ラキムは青く静かに燃え上がる炎、といった感じです。

また、ラップ・ミュージシャンの多くが、影響を受けたアーティストのひとりとしてラキムの名を挙げています。

それは、聞き手側の期待を裏切らない、数少ないラッパーだからだと思いますが・・・。

本作以降は残念ながら個人名義での活動となってしまいましたが、真夜中に音楽を聴きたくなった時にお勧めの一枚です。

の画像