The Mods / News Beat
1981年にリリースされたモッズのセカンド・アルバム。
もう25年以上前の作品になります。
20年振りぐらいで聴きましたが、最初聴いた時の印象とあまり変わりませんでした。
こんな生き方できたらカッコいいだろうなぁ・・・と思いながら聴いていた“ゴキゲンRADIO”や、“記憶喪失”のスピード感溢れる演奏も当時と変わらない。
以前は“DO THE MONKEY”が全体としての流れとして違和感があったけど、改めて聴くとその時代背景を感じさせる興味深いアレンジでした。
でも歌詞の一部が削除されていたのが残念でした。
現代では不適切な言葉という事でしょうか。
とても違和感を感じます。
The Mods / News Beat
ゴキゲンRADIO
記憶喪失
夜が呼んでいる
ハートに火をつけて
熱いのを一発 (HOT STUFF)
オール・バイ・マイセルフ
ご・め・ん・だ・ぜ
イヤな事さ(EYANACOOTA)
クレイジー・ビート
DO THE MONKEY
矢野顕子 / Home Girl Journey
本当に才能がある人って彼女みたいな人じゃないかなぁ。
たぶん自分が同じ音楽家だったら、憧れと嫉妬が同居しちゃうと思う。
どうやったらあんな雰囲気が出せるんだろう。
それこそ好きなアルバムはたくさんあるんだけど、このニューヨーク郊外に作られたプライベートスタジオで録音されたという、ピアノ弾き語りの一枚はいちばんのお気に入り。
まず聴いてもらえればわかる事だけど、音がとてもきれいだ。
ECMの澄んだ音作りにも似た感じだけど、こちらはもっとリラックスして聴ける感じ。
聴く度に録音した時の空気が新鮮な状態で再生される、奇跡の様な録音。
こんな一枚に出会えただけで、本当に生きててよかったと思えてくる。
全ての音楽ファンにというより、別に音楽なんてなくてもいいや!って人にもぜひ聴きいてもらいたい一枚。
矢野顕子 / Home Girl Journey
Paper Doll
会いたい気持ち
赤いクーペ
海辺のワインディング・ロード
雷が鳴る前に
しようよ
ニットキャップマン
夢を見る人
Photograph
世界はゴー・ネクスト
遠い町で
Home Girl Journey
さようなら
在広東少年
さすらい
Cecil Taylor / Solo
さあ、このセシル・テイラーさん、モンク同様どんなタイプか説明し難いピアニストです。
ただこの二人、個人的には多くの共通点を感じてます。
どんな時に聴きたい音楽というと、まさに全天候型。
うれしい事があった時、イライラした気分の時、悲しい出来事があった時、いろんな気分の時に聴きたくなる音楽です。
なんだかその時の気分をうまく表現してくれているというか、その時の気分に栄養を与えてくれている様です。
プラスな気持ちにしてくれるピアニストなのです。
それにこのお二人、難解だとか前衛的だと云われてますがそうではないと思います。
聴く人それぞれが思ったように聴けばいい事なのです。
音楽は理解するものではありません。
感じるものです。
自分が聴いて感じたこと、思ったこと、それがすべてでしょうから。
実は先日、ちょっとムッとした事がありましてね・・・。
ある友だちと音楽の話をしていた時の事。
「あのレコードは難解で初心者向きではない」と言うのです。
それと、その友だちは楽器を演奏してましてね。
どうも彼は楽器を演奏できた方が、より音楽を理解できると思っているみたいです。
果たして音楽を聴くのに上級者や初心者があるのでしょうか?
楽器を演奏できないと音楽を理解することは出来ないのでしょうか?
べつに自分がいろんな事を感じて、いろんな気分になれたらそれでいいと思うんだけど。
それに音楽って楽しむだけじゃなくてもいいと思うし。
セシル・テイラーを聴いていたらそんな事を思い出しました。
あっ、そうそう、セシル・テイラーってキース・ジャレットにも似てました。
例の唸り声です。
諸田コウ / 生∞死
最近友だちに音源を頂いて聴いた一枚。
こんなベースを弾く人、日本にいたんだー・・・。
頭に浮かんだのはミック・カーン。
なるほどご本人もお好きなようです。
フレットレスの特徴がよく出た弾き方です。
ユニークなベースの弾き方って言っていいだろう。
ピアノの三柴理って人との演奏がとても美しい。
この諸田コウって人、DOOMというバンドのメンバーだったらしい。
調べてみたら最近再発されている。
このアルバムも欲しいけど、現在は手に入らないようです。
本人も亡くなっているし、再発は難しいかなぁ。
こんな一枚に出会うと無性に嬉しいんだよねぇ。
諸田コウ / 生∞死
舌有
Dancing Frog
Dreaming Sky
I Remember Mr.Yoshiaki Kakuta
生∞死
赤カンガルー
Japanese Cat Fish
ピラルクー
水葬
Bill Evans / Waltz for Debby
恰もその場に居合わせているような奇跡の録音。
時は1961年の6月25日のニューヨークのビレッジ・ヴァンガード。
ビル・エヴァンスとスコット・ラファロ、ポール・モチアンのトリオによる演奏が、まるで会場を自由に飛び回る蝶のように感じます。
演奏の合間に聞こえる話し声や、食器の鳴る音もここでは大切な効果音。
中には演奏の途中で近くを通っている地下鉄の音が聞こえるという人もいるくらい。
残念な事にベース奏者のスコット・ラファロはこの録音の10日後、ハイウェイでの交通事故で亡くなってしまいます。
やはりこれは奇跡の録音でしょう。
Bill Evans / Waltz for Debby
My Foolish Heart
Waltz for Debby [Take 2]
Waltz for Debby [Take 1]
Detour Ahead [Take 2]
Detour Ahead [Take 1]
My Romance [Take 1]
My Romance [Take 2]
Some Other Time
Milestones
Porgy (I Loves You, Porgy)
Sting / The Soul Cages
子供の頃から音楽を聴きながら眠ることが多い。
大概は2・3曲目で眠りについてしまうことが多いが、続きを聴きたくなって最後まで聴いたり、考え事をして何枚も聴いてしまうこともたまにあったりする。
このアルバムはそうした眠りの時に聴く事が多い一枚。
実は私はスティングの事をよく知らない。
というか、ほかの作品をあまり聴いた事がない。
後にスティングはこのアルバムの事を「作ったことで心理的な治療のような効果をもたらしたアルバム」と語っている。
両親の相次ぐ死が自身の心の中を見つづける事になったのだろうか、内省的な作品となっている。
たぶんこのアルバムは売れるとか売れないとかではなく、その時スティングにとって必要なものであったのだろう。
Sting / The Soul Cages
Island Of Souls Listen
All This Time
Mad About You
Jeremiah Blues (Part 1)
Why Should I Cry For You
Saint Agnes And The Burning Train
The Wild Wild Sea
The Soul Cages
When The Angels Fall
Jamiroquai / Emergency On Planet Earth
今から15年位前の事、ラジオを聴いていたらなんだか興奮気味に曲紹介をやっていた。
スティーヴィー・ワンダーにそっくり!
でも歌っているのはまだ若い白人男性らしい!
今イギリスじゃスゴイ人気らしい!
もうすぐ日本でもデビュー・アルバムが発売になるらしい!
そして流れてきた曲を聴いて思った。
コイツは本物か?それとも偽者か?
確かに70年代のスティーヴィー・ワンダーによく似てる?
何なんだ、このグルーヴは?
演奏もしっかりしているし、本当に新人か?
しばらくして発売されたデビュー・アルバムを聴いてさらに謎は深まる。
歌っているのはジェイ・ケイという23歳の白人男性。
歌っている内容は、地球環境の事や、現代文明の批判など。
うーん、コイツは?
ジャミロクワイはお気に入りの一枚となり、毎日のように聴いた。
そして一番好きな曲“SPACE COWBOY”が入ったセカンド・アルバム
「The Return Of The Space Cowboy」、一番好きなアルバム
「Travelling Without Moving」と発売毎に聴いていった。
最新作はまだ買っていないが・・・。
それとジャミロクワイの魅力の一つにPVにある。
何度も賞を取ったことがあるだけに、すごく出来がいい。
最近発売されたシングル集を買ってそう思った。
Jamiroquai / Emergency On Planet Earth
When You Gonna Learn (Digeridoo)
Too Young to Die
Hooked Up
If I Like It, I Do It
Music of the Mind
Emergency on Planet Earth
Whatever It Is, I Just Can't Stop
Blow Your Mind
Revolution 1993
Didgin' Out