The Rolling Stones / Beggars Banquet

このトイレ落書きにデッカ・サイドから許可が出ず、真白なアルバムジャケットに、“Beggars Banquet”と記されたものが採用されることになったのは、有名な話。その後、17年月を経てオリジナルジャケットでの登場となりますが・・・。

私がこのアルバムを買ったときがちょうどそのときで、レコード屋さんには両方のジャケットが置いてあったのを憶えています。

私はブライアン・ジョーンズこそ、真の“放蕩むすこ”であるように感じるのですが・・・。

放蕩むすこ

そう 貧乏な息子は父親から金を貰って

旅に出た

旅に出た

行き先は

世界の何処だか分からない

それが一人で生きて行く道だ

そう 貧乏な男の子は持ち金総てを使い果たした

その国に飢饉が来た

飢饉が来た

持ち金総てを使い果たし

その国に飢饉が来た

彼が言った“僕は誰かに雇って貰いたい”

それが生きて行く道だ

そう ある男が言った

“雇ってやるぜ 坊や おれの豚に餌をやる仕事だ

坊や 俺の豚に餌をやるなら食べさせてやろう

坊や 豚に餌をやるんだ”

その男の子はそこに立って

頭を下げて泣いた

だって それしか生きる道はない

その男の子は言った“旅立とう 家に戻ろう

家に戻ろう

そう 旅立とう 家に戻ろう

精一杯 歩こう

それが生きて行く道だ”

そう 父親は言った

“俺の息子が俺のもとに帰って来るのをご覧

俺の家に戻ってくる”

父親は走って 跪いて

唄って祈った

“神よ 私にお恵みを”

そう 貧乏な少年はそこに立ち

頭を下げて泣いた

頭を下げて泣いた

貧乏な少年は立ち

頭を下げて泣いた イェイ そして言った

“父さん 僕を子供として見てくれますか”

そう 父親は年上の息子に言った

“太った牛を殺し 家族を集めよう

太った牛を殺し 家族を集めよう

俺の息子はいなくなったけど戻って来た”

そんな息子を許すのも生きて行く道だ

http://www.rollingstones.com/...

 

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