RETURN TO FOREVER / ROMANTIC WARRIOR
1976年発表の第二期リターン・トゥ・フォーエバーの作品。
ここでは初期の幻想的な雰囲気はすっかり影を潜め、各メンバーが完全武装した鋼鉄ジーク的な音になってます。
メンバーはチック・コリア(キーボード・マリンバ)、アル・ディメオラ(ギター)、スタンリー・クラーク(ベース)、レニー・ホワイト(ドラムス、パーカッション)。
まぁ次から次へと「これでもか!これでもか!」といった演奏です。
個人的には、針も通さぬ演奏を前にがんばって聴いているとすっかり疲れている自分に気づくので、他の事をしながら聴くことが多いです。
といっても、別に難解でもなくプログレっぽいジャズっていうか、ロック寄りの作品です。
っていうか、プログレ化したフュージョン、更にロック寄りにクロスオーバーした作品っていった方が解り易いかな。
(いや、余計解り難いな・・・)
ただなんだか初期の作品を先に聴いてしまってるので、どうしても武装した音のように感じてしまうのです。
後は好みの問題でしょう。
その後のチック・コリアの活動を見ていると、当時どうしても作りたかったアルバムの様に感じます。
RETURN TO FOREVER / ROMANTIC WARRIOR
Medieval Overture
Sorceress
Romantic Warrior
Majestic Dance
Magician
Duel of the Jester and the Tyrant (Part I and Part II)