「メタル・ボックスはできるだけいいステレオ装置で聴いてくれ。それも日本製の。それにベースの音にはぶっとぶぜ。日本の木の家なんかガタガタゆれるかも知れない。」
*これはメタル・ボックスのライナーで水上はるこ氏がジョン・ライドンと会見した時の一部です。
確かに我が家は木造だし、大音響でかけると、家が唸っていたっけ!
ジョン・ライドンは音楽主義的なところがあるようで、この「メタル・ボックス」は、カッティング・レベルの高い45回転の3枚組にし、限定ではあったが、メタルのケースに入れてリリースされた。
独自の音楽スタイルを築き上げたPILは、次作で「フラワーズ・オブ・ロマンス」を産み落とす事となる。